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困っちゃう
いつかどこかで聞いたラジオ人生相談。

「子供の頃から他人の哀しみが自分に移ってきていつもいつも泣きたい気分。それがもとで神経を患い、社会に出ることができない。」という女の子。

答える相談員。
「大人になるということは、他人の哀しみなんか気にしなくなること。頑張れ。」

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何かそれを聞いて理不尽な思いがしたのをうつらうつらと思い出す。電車の中。

近くの優先席では高校生のカップルが陣取り、おいお前らそこで公開セックスでもするつもりかという勢いで抱き合って、純真なのかただのバカなのか一種異様な空気を放つ。

注意というか、もしお前らが俺の子供だったら半殺しにしているぞと冷静に伝えようかと思ったがダメだ。疲れた。

目の前の気にいらない問題にいちいち対応していたら、やっぱり正直なところ体がもたない。好きにしてくれ。それも一種の自由と言えば自由だ。俺が正しいわけでもない。

頼む神とやらよ。もしいるのなら俺にゴーグルをくれ。

この世のものをかぎりなく見なくて済むゴーグルをくれ。



そういえばこの間、子供といった図書館でこんなことがあった。

図書館には子供だけが利用できるキッズルームがあるんだけど、そこが快適だからか、ある日、中学生くらいのヤンキーの女の子が占拠してた。

その光景に一瞬??となったけど、ああ、そうか、夏休みだからこういう現象が起こるんだなとすぐ理解した。

でもやっぱりその光景は異様で、図書館の司書の人はいぶかしげに彼女たちを睨んでいる。その視線に反抗するかのように女の子たちはわざと挑発的な行為をとり、携帯なんかを自慢げに振り回して、うそ臭い男とのSEXの話しなんかしてる。

この時は困った。

ほとほと困った。

僕の中に出てきた選択肢は3つ。

1、クソガキどもふざけんじゃねえ、と強引に追い出す。
2、図書館の人にどうにかしろと言う。
3、帰る。

凄く正直に言うけど僕は3の帰るを選択したかった、だってさ、めんどくさいじゃん!トラブルはまっぴら。

でも、ここで僕の息子は一切空気を読まずに、父ちゃん紙芝居を読め、父ちゃん紙芝居を読めと暴走する。

でも紙芝居を読むためにはイスとテーブルが必要。占拠されてるテーブルが。うーん。

最終的に僕がとった行動。

直球!

おねえちゃん達のところに紙芝居を持っていって、「おねえちゃん、おねえちゃん、俺さ、父親としてこの子にこの紙芝居読んであげたいんだ。だからほんと悪いんだけど、そのイスとテーブル使わせてプリーズ。」

そしたら意外だったなあ。

みんな、超ド級ヤンキーなんだけどおそろしく素直だった。

「あっ!すみません。今すぐどきます。」って言って丁寧にどいてくれたんだよね。

その子たちの顔つきも決して嫌いな感じじゃなかったな。

なんか、意外だったなあ。

そして強引に死ね、クソガキとかいって暴挙に出なくてよかったなあと心の底から思った。




こんな毎日。

困っちゃう。



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そんなこんなだが子供との毎日は楽しい。

子供と生きるのは楽しいぞ!!断言するぞ。ふふふ。




そう言えば、民主党の小沢一朗の発言。


”民主党の小沢代表は21日午前、都内で開かれた「小沢一郎政治塾」の夏季集中講義で講演し、テロ対策特別措置法に関し、

「日本は国連と関係なく米国の戦争に物資を補給している。米国の要請に押されて泥縄式に変な理屈を付けてやっているのが現状だ。米国の機嫌を取るために多少、何かやらないといけない(と言って)、世界から軽蔑(けいべつ)される行為を続けている」と述べ、政府の取り組みを批判した。



小沢一朗はいいなと思う。
僕達はもっと強くならなくちゃいけない。
そんなことをこの発言から感じた。






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by freestyle-life | 2007-08-22 15:35 | 怒り
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